シーズ不動産販売_スタッフブログ

神戸~阪神間の街のこと、会社のこと、そして「住まい」のこと。シーズ不動産販売のスタッフがいろんな情報をお届けします。

南京町の風物詩

7:21 pm 2月 13, 2010

クイズです。
明日は何の日でしょう?
「バレンタインデーやろ」と思った方。
違います!
明日は旧暦のお正月。神戸南京町の「春節祭」が始まります。
%E5%8D%97%E4%BA%AC%E7%94%BA%EF%BC%88%E5%A4%9C%EF%BC%89.jpg
中国では、旧暦のお正月を何日もかけて盛大に祝います。
神戸では今日が前夜祭、明日から21日まで、南京町~元町商店街を
中心に、様々なイベントが繰り広げられます。
今年の日程はこちら
どんだけ獅子舞するんですか?というくらい、獅子舞をしてますね。
中国の獅子は、カラフルできれいです。
%E5%8D%97%E4%BA%AC%E7%94%BA%EF%BC%88%E8%A5%BF%E5%AE%89%E9%96%80%EF%BC%89.jpg
そもそも…。
「南京町」という地名は地図上にありません。
中国から世界に進出した人たちを「華僑」といいますが、
1868年に神戸港が開港して以来、神戸にもたくさんの華僑が集まりました。
その方たちがお店を出して商売を始めたエリアを、「南京町」と呼ぶように
なったのが始まりです。
有名な横浜の中華街とくらべて規模が小さいなと思いますが、
実は神戸に住んでいる華僑は1万人以上です(横浜は6千人くらい)。
規模が小さいのは、神戸の南京町は横浜と違い、住居を兼ねない純粋な
商業地だからだそうです。
華僑も日本人も住居エリアを分けることなく、昔から自然に一緒に暮らして
いるのが神戸の特長とのこと。
ながい歴史の中ではもちろん色んなことがあり、良い時期ばかりでは
なかったと思いますが…
お互いの国の風習を認め合い、街全体で一緒に楽しんでしまうというところに、
神戸ならではの開放的な土地柄を感じます。
>大西

過去の投稿へ
次の投稿へ